無駄なく　賢く　暮らすったい♪

昨日から始まったドラマ　ギネ　～産婦人科の女たち　産科医療の現実がドラマ化されるということで　個人的に興味深く感じていた。

一般的に　産科は生まれる場所
病院なのに　おめでたい場所として位置づけられているけど
現実のお産は　母親一人ひとりが命がけで、生と死が隣り合わせのとても難しい場所だという認識が薄い。とてもデリケートな場所だから・・・それを世間にどう描くのか。
個人的にとても興味がありました。


ここから先は　個人的偏見　思い込み　被害妄想　
不愉快な勘定も含めて好き勝手に書くので　
・・・・不愉快になりたくない人は開かないでくださいね

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テーマがテーマだけに　描くのが難しいドラマだと思います
医療従事者が産科医不足をアピールしているのもわかります
だけど　私　いや　私たち　一般視聴者は　患者目線でドラマを見ます

ことに、私のように産科で死を味わったことある人間にとってみたら、ドラマの妊婦すべてに感情移入してしまいたくなるほど・・・・命がけの出産を控えている妊婦相手に　『人殺し』　発言。大変不愉快で、苦しくて　そして　私に言われたせりふでもないのにリアルに凹みました
私には　胎児を抱くことなく天使にしてしまった　天使のママ　仲間がいます
他のお母さんも　書いていましたが・・・・実際に　死産　流産を経験して　これ以上ないくらいに自分を責めて落ち込んだ経験があるお母さんにとって、あのドラマはけして穏かに見られることができるドラマではありませんでした

中国人女性の赤ちゃんが産声を上げたのを見た時
やっぱりドラマだなー。。。。って　へんな嫉妬をしました

私は実際　分娩室で　自分の赤ちゃんが息を吹き返すことを願い見つめた経験があります
すでに　お腹の中で心臓が止まっていたけれど　産声が聞けるかもしれないと信じていましたけど
現実は残酷でした

ドラマの双子出産は10パーセントの確立の成功例を出していました


・・・・ブラックジャックによろしく。の産科では　ハイリスク分娩はリスクを伴ってそれでも尚生まれてきた。を出してくれていました。


結局のところ　昨日のドラマでは　生と死をちらつかせたものの　胎児は生まれる　老人は亡くなる
という一般常識の許容範囲内の表現で
幸せな妊婦に不安を植え付け　幸せなお産をできなかった母親には　人殺しの烙印を押した
そんな最低な内容に思えてならなかった。



ハイリスク分娩でも助かる命があり
ハイリスクでないのに失われる命がある

これ・・・・世間に伝えてもらえませんかね



トイレでお産できる　10代の少女
何度妊娠しても　お産までたどり着けない20代
38週目前にして　赤ちゃんに異常が見つかる　30代
高齢出産だからとしんぱいするものの　順風満帆　40代


こんな人たち　みんな同じ病院に　同じ病室にいたら　みんな　お腹の中でどんな感情抱くと思いますか
医療従事者　いや　このドラマを作っている人たちに　こんな産科の現実は感じていないと思います


ほんと・・・まとまりのない文章だけれど
原作を読んだら　もっと具合悪くなりそうなんで・・・・
このドラマ　期待はずれだったかもしれない

というより
デリカシーなさ過ぎる。